chayarokurokuroの雑記ブログ

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古代人の技術流出事件、豊玉姫の出産と鶴の恩返し

童話に「鶴の恩返し」があります。罠に掛かった鶴を翁が助けてやると、鶴はそのお返しに美しい生地を織る。機織りを決して覗き見ないとの約束を翁が破ってしまい、鶴は帰ってしまう、というお話。

古代中国での機織り技術は国家的トップシークレットで厳重に制限していたのだとか。諸国からの貢物の御返しに皇帝が最高品質の生地を与えたりしますけど、機織り技術が漏れてしまうと御宝の有り難みがなくなる訳です。

似たような話しで日本神話に豊玉姫の出産がある。

日向三代の山幸彦こと火折尊(ホオリ)は兄の海幸彦と試しに幸を交換します。具体的には山幸彦は兄の海幸彦から釣り針を借りる。
釣り中に針を失くす。
→ 兄から代替品での返却受け取りを拒否される。
龍神=八尋和邇=綿津見神の住む竜宮城に行く。
→ 失くした釣り針が見つかる。
龍神は娘の豊玉姫を山幸彦と結婚させる。
→ 3年経って山幸彦はひとり故郷に帰る。
→ 追ってきた豊玉姫はそこで子供を産む。
→ 「出産を見るなよ」との約束を山幸彦は破る。
豊玉姫の正体が八尋和邇だとバレる。
→ 見られた豊玉姫は恥じて実家に帰る。



この話から、龍神はどんな釣り針でも持っているという事がわかる。綿津見海神族は製鉄や鉄の加工技術を持っていたのだろう。
現地生産が始まる。出産現場を覗き見られる、すなわち技術漏洩が起こる。そして豊玉姫工場長は現場撤退。

この手の「見るなよタブー」は世界中にあるという。ヒッタイトも鉄の技術流出をさせまいとしていたようだが、海の民という謎の民族により滅ぼされる。技術流出は部族の存続に関わる。



電通案件の100日後のワニのナンチャラカンチャラって何ですの?
Twitter止めたんでよくわからん。