こちらで妄想した穂積押山の子に穂積磐弓という人物がいる。その妻は笠味夫の娘、黒斗売という人物。
笠味夫についても黒斗売についてもよく分からない。
527年頃に起きたとされる磐井の乱でガチャガチャしている時代に登場する人物で、かつ「笠」の付く名前と言えば、直ぐピンと来るのは534年に起きたとされる武蔵国造の乱 - Wikipediaで登場する笠原使主でしょうか。笠原は地名に由来。
武蔵国造の乱は、上毛野君小熊・小杵(佐賀の小城?) VS ヤマト朝廷軍の笠原使主が戦い、当然の事ながら歴史を書いたヤマト・笠原使主側が勝利。
なぜ上毛野君小熊の乱と命名しないのかと思う。後々マズイからか。この乱自体が創作とも。
名前に「武」の付く人物は九州の倭国の筑紫の「筑(ちく)=たけ」に由来していると思っている。「笠」は竹冠なのでタケ繋がりで倭国の人物だと決めつけて、妄想を拡げる。
- 武蔵国の中心であった埼玉にある稲荷山古墳の例の鉄剣と熊本の江田船山古墳の鉄剣のワカタケル繋がり
- 武蔵国の「武」
- 筑波も「筑」が付く。竹馬の友。
- 何故か武蔵から陸奥の間に筑肥式の装飾古墳が存在すること
- 「磐井」の地名
- 氷川神社。熊本の八代の氷川
- 鹿島。志賀島。鹿を逐う阿曇。
穂積氏はこの後に武蔵国造になったり、対新羅軍の副将軍になる人物が出てくる。筑紫君鞍橋らと百済の為に共に戦ったのだろうか。
ヤマト王権とやらが何処に関係しているのやらサッパリ見えないので、そもそも関係ないんだろうと思うんですが…
追記
穂積磐弓という弓使いの名手っぽく磐井と一字被る名前。
筑紫君鞍橋=穂積磐弓で。三文小説で行けますでしょうか。