北内郭(王の宮殿)
吉野ヶ里集落の中で最も重要で神聖な場所とされており、当時まつりごとが行われていた所と考えられている。巨大な祭殿をはじめ、9棟の建物が復元されている。
左上の、ゲームキャラクターをひっくり返したような形の所が北内郭(王の宮殿)
中世の城は本丸までの通路が迷路のようになってますが、そんな感じ。塀が入り組んだ造りにしてあり簡単に攻め込めなさそう。
主祭殿
祭殿の周り
主祭殿に登ります。
まつりごと中。実際にこのようであったかの確証はないので、想像的設定や配置だという。
主祭殿は3階建て。もう一階上に上がる。
おっ、卑弥呼みたいなのが居ます!
壁に立て掛けてあるカラフルな楯の真ん中に、ボートのスクリューのようなマークが入っている。
「巴型銅器」という魔除けの飾り物があり、吉野ヶ里や春日市の須玖岡本遺跡で鋳型が出土しているが、それと同じ形。
その巴型銅器が、奈良県天理の東大寺古墳から出土。さらに卑弥呼の時代にあたる紀年銘入りの中国製素環頭大刀(を鳥文飾りに改造したもの)も出土。東大寺古墳は卑弥呼の時代から200年後のものなので、伝承していたのか。難升米など将軍の末裔の墓ではないかと思う。
北内郭のその他
↑の写真中央の建物の右側に台形の丘が見える。「北墳丘墓」という。14基の甕棺が出土した、吉野ヶ里の王の特別な墓。この後行きます。
まだまだ続く。
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