chayarokurokuroの雑記ブログ

読書記録、書評、歴史(九州倭国説)など

『脊振山信仰の源流』吉田扶希子




福岡県と佐賀県にまたがる霊山の脊振山(せぶり/せふりさん)を中心として神社や寺、地域の伝承や風習、祭りなどについてまとめられた本。遺跡や考古学には触れられていない。
南方熊楠柳田國男折口信夫などの民俗学歴史学の西・北部九州版(脊振山周辺中心)という感じでとても面白い。九州の古代史や日本神話に興味のある方には、きっと良い材料を提供してくれるものだと思う。
B5判の大型の本。