chayarokurokuroの雑記ブログ

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「鷂天神社」福岡県朝倉市上浦

前回投稿の平塚川添遺跡から、一番近そうな鷂天(はいたか・てん)神社へ移動しました。
有名な遺跡の近くなので何かあるに違いない。



以前伺った糸島の「三雲南小路遺跡と細石神社」や、佐賀の「高志宮と高志神社遺跡」のように、神社とセットで弥生遺跡が出てくる例がよくある。小さな神社だからといって侮れません。



場所



☝️ 場所名 : 鷂天神社
緯度, 経度 : 33.400318 130.64578


☝️ 場所名 : 平塚川添遺跡
緯度, 経度 : 33.395576 130.647222

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平塚川添遺跡から1.2キロ北西。すぐ近くです。



鳥居が見えた。



社殿向かって右手(東側)

写真正面は牛を飼育する牧場、㈲高良ファームさん。



梅紋?
「鷂」で「はいたか」「はしたか」と読むらしい。
社名の「鷂天」は「はいたか・てん」と読む。

鷂(はいたか・はしたか)とは?

ハイタカ(鷂、Accipiter nisus)は、タカ目タカ科ハイタカ属に分類される猛禽類ハイタカ属の模式種。

ユーラシア大陸の温帯から亜寒帯にかけての広い地域に分布している。
日本では、多くは本州以北に留鳥として分布しているが、一部は冬期に暖地に移動する。

疾き鷹」が語源であり、それが転じて「ハイタカ」となった。かつては「はしたか」とも呼ばれていた[1]。元来ハイタカとは、ハイタカのメスのことを指す名前で、メスとは体色が異なるオスはコノリと呼ばれた。『大言海』によれば、コノリの語源は「小鳥ニ乗リ懸クル意」であるという。

オオタカと共に鷹狩に用いられた。
Wikipediaより



縄文時代以前に鷹を飼う文化はあったんでしょうか? 狼や犬や熊を飼ってそうだから鷹も飼ってそうだけど。

鷹(タカ)ではないが、記紀羽白熊鷲(はじろ・くまわし)という豪族が神功皇后に討たれる話が載っている。舞台はこの近辺。奈良の唐古鍵遺跡に赤白の鳥装束の人たちが居たようですが、それと同じような文化を持つ人たちがここにも居たのだろう。
いや、むしろ唐古鍵も纏向も甘木朝倉をルーツとしているかも知れません。

ゴルゴ13』で鷹を飼う中東の貴族のシーンがあったっけ、ふと思い出した。
福岡のプロ野球チームは「ホークス」、鷹。「田川」はもとは「鷹羽」と書いたとか。高皇産霊神高良山の「高」も「鷹」?
朝鮮半島の地名や氏姓によく「高」が付くけど、台湾辺りも高砂族や高山族があるし関連あるのかな?
佐賀では素盞嗚尊を「高志大明神」という。高志は福井・越国、ヤマタノオロチ
【追記】阿蘇神社の神紋を忘れていた。鷹の羽が2枚ペケ印に重なる「違い鷹」【追記おわり】



続けます。







高良さん、藤井さんが多い。



牛がいる。梅紋の関係か。







左上に由緒が掛かっている。



祭神・由緒

祭神

高皇産霊神(たかみむすびのみこと)、大日霊貴命(おおひるめむちのみこと、天照大神の別名)

由緒

上浦の鎮守社は高天神社と称して祀られてきたが、平成十年に宗教法人規則変更承認申請をして社名を改めた

神殿正面の神額「鷂天神社」に起因するもので、神額の裏には「天保七年上浦戸数四十七戸」とあった。

御社の創建を記す資料が今はなく、古事を知ることはできないが、現存する資料から社名の変貌を追うと、年代で古いものは拝殿正面の石灯籠に刻まれた寛政四年(1792)であるが、社名は刻まれていない。

次に古いものは、文政六年(1823)に御神体近くに奉納された神鏡に「隼鷹天神宮」と刻まれており、その次は天保七年(1936)で現在の神殿の再建工事の折奉納されていた棟札に「拝高天神社」とある。

明治に入ると馬田村役場の神社明細帳に「高天神社」の社名が残されている。

今ここに、鳥居再建工事及び神殿修復工事を奉納して上浦の鎮守社の益々の弥栄を祈念する。

平成二十一年十月吉日 氏子中
上浦総戸数 百十五戸



はいたか、鷂、隼鷹、拝高…
「隼鷹」とあると、いきなり南方の香りが。平塚川添遺跡は南方で採れる貝釧(貝の腕輪)が出土している。久米島や宝島っぽい地名の久留米や高良山宝満山が近くにある。北と南の融合点。



写真は以上です。



こちらの住所は朝倉市「上浦」ですが、地図を見ると「下浦」という地名が小石原川を挟んだすぐ南にあり、王子神社がある。行っておりませんが、木瓜紋がついていて祭神が高良玉垂命の九躰皇子。
上浦・下浦で「浦」ということは、船着き場があったのかな?



場所が場所だし、高皇産霊神天照大神の司令塔ツートップを祀るのですから。
ここには何かある……



【参考】

鷂天神社..::産土神名帳::..