前回ヌメ革に少しオイル多めな自作ブライドルグリスを塗った。一週間おくとどうなったか。

上の小さな革は昭南ベンズ4.5ミリ厚。厚みがあるためオイルが染み込み表面は直ぐに乾いた。
一方、下の革は1ミリ厚のヌメ革。オイル多めだと一週間置いてもベタベタで使い物にならなそうだったので全て拭き取り、硬いままのグリスを厚めに塗り込み直したが、やはり乾かず。ヘラで削り落としている。



染料(SEIWAスピラン)が色移りしている。事前に少し水で濡らして色移りしないことを確認したにも関わらずオイルで移る。

ワックス入れすぎでグデグデになったので、お湯と台所用中性洗剤で揉み洗いした。


ワックスは洗っても抜けない。一ミリ厚なのに重い。
ピットヌメとドラムヌメの経年変化の違い
植物タンニンでピット鞣しされた昭南ベンズと栃木レザーと、ドラム鞣しの姫路の三昌レザーの経年変化の違いを上げる。

ショルダーバッグを分解した。左二枚の胴は昭南ベンズ、一番右のはDカンの根革だけ昭南であとは三昌のドラムヌメ。生成りの状態で組み立てて一年以上部屋に放置していたが、ピット鞣しの方が明らかにエイジングが濃い。

エイジングのしかたが全然違う。タンニンの結合量の差ですね。グラデーション染色などする場合はあまり変色して欲しくないのでピットヌメを避けたりするかもね。せっかく苦労して染めたのに焦げ茶色になってしまうと残念というか。

ついでに自作ブライドルグリスを塗ってみた。革の厚さは3~4ミリ。すぐ乾いた。

結構それっぽい

右上のミニチュアバッグは栃木レザーに自作ブライドルグリスを塗って2年ほど直射日光の当たらない窓際に放置していたもの。ワックスを塗るとエイジングのスピードが緩やかになる。
右下のペンケースは栃木レザー生成りに牛脚油を塗って直射日光にたった三時間当てたもの。三時間でこんな色になったのでめちゃめちゃビビった。その後は机の引き出しに放置。そこからはほぼ変化なし。
左のバッグのマチは先ほどの。
以上