佐賀県神埼市神埼町城原(じょうばる)の土器山(かわらけやま)八天神社(はちてんじんじゃ)。
土器山(かわかけやま←よめない)は山岳信仰の霊山だそうで、神社はその南東の麓に鎮座しています。登山口に立っている。修験霊場が明治期に神社に改められたとか。
佐賀県には他にも八天神社が幾つかあります。
以前に行った嬉野の八天神社
「八天神社」佐賀県嬉野市塩田町 - chayarokurokuroの読書ブログ
場所
何か特殊な石や鉱物でも採れる山なんだろうか。
御祭神
火結神(軻遇突智神)
カグツチは火の神で、生まれる時に火で母のイザナミを殺してしまい、ぶちギレしたイザナギから叩き斬られた神。
土器山(八天山)は、標高429m、上宮迄、14丁の登拝道の大部分は、風化した花崗岩の露頭を掘削したもので、かなり険しい。
この山は、巨岩怪石が多く上古より山岳信仰の霊山で、山全体を御神体、上宮の巨石を磐境とし、附近一帯は聖なる禁足地であった。
仏教公伝後、神仏習合により、中宮菩提寺が創建され、更に平安末期丹波国愛宕山より、火伏の神である軻遇突智神を勧請。以来、修験霊場として聞こえ「天狗の棲む山」と畏敬された。
戦国期には、菊地氏、江上氏、神代氏、などの崇敬を集め、藩政時代は、宝光坊が一山を統べていたが、明治初頭の神仏分離、修験道廃止令に依り、神職に転向、現在の八天神社となった。
参詣者は県内は勿論、県外にも多く、立願や祈祷のため、土器を上宮御神体岩の元に納める風習は有名である。又、当社の御神符は、驚風邪(おこり)に卓効ありと伝えられている。
カグツチを祀った神社だからか、行った時に消防士さんたちが訓練の一環で?神社前に集まって会合していた。
周りの風景
駐車場らしいものは無いが、広い歩道に車が数台停まっていた。
土器山(かわらけやま)の山頂に上宮があるそうな。登山で2時間半。
登山道は整備が行き届いておらず、また浸食等であちこち傷んでおるようです。由緒にも「かなり険しい」とある。
登山レポート
圧巻の巨岩!山岳信仰の霊山『土器山(八天山)(429m)』(佐賀県神埼市) | 登山レポート | 登山用品・アウトドア用品の専門店 好日山荘
土器山
往復2時間と。