『日本書紀』の景行紀にトンカラリンのヒントがあるという完全勘違い投稿。
阿蘇都彦・阿蘇都媛
我が妄想では、景行天皇は秦王国=俀国(=筑豊・大分)が生み出した新羅系の架空人物になってしまっております。その息子のヤマトタケルは新羅の花郎をモデルにした架空人物です。
それはさておき、
天皇は九州巡幸を時計回りに回りますが、途中、熊本の八代から長崎の島原へ渡り、さらに戻って阿蘇に向かわれる部分がある。
到阿蘇國、其國也郊原曠遠、不見人居、天皇曰「是國有人乎。」時有二神、曰阿蘇都彥・阿蘇都媛、忽化人以遊詣之曰「吾二人在、何無人耶。」故號其國曰阿蘇。
阿蘇国に到着。野原が広々と拓けて人が見当たらんごたる、と。
天皇「この国に人はあるのかや?」
すると二人の神、阿蘇都彦と阿蘇都媛がたちまち人に化けて現れ、
二神「こけ、おいどん二人がおるたい。そぎゃんこと、何が無人とな。」
ゆえにその国を阿蘇と言うのである。
…なぜ「故に阿蘇」なのかよく分かりませんが、「たちまち現れる」というのはトンカラリンの地下通路を暗に示しているのではないか。
トンカラリンは熊本県玉名郡和水町(なごみまち)にあるトンネル型遺構。菊池川流域で、江田船山古墳のある所。阿蘇山からは70キロほど離れてはいますけど。