佐賀県の吉野ヶ里遺跡内の北墳丘墓西側にある日吉神社跡「謎エリア」から見つかった、邪馬台国時代の石棺周辺の残り4割の調査が明日9月23日から再開されるようです。
吉野ケ里遺跡、9月23日に発掘再開 一般公開、発掘体験会も | 行政・社会 | 佐賀新聞ニュース | 佐賀新聞
石棺内に付着していた赤色顔料の成分等の分析結果はまだ出ていないようですが、石棺のフタに使われていた線刻の入った白い石は、吉野ヶ里公園から西に40キロ離れた多良岳(たらだけ)産の物のようです。
吉野ヶ里は小高い丘の上にある遺跡で、遥か離れた阿蘇山の噴火で流れてきたものが冷えて固まってできた地質らしいのですが(地理ライダーさんのYouTubeチャンネルをたまたま見た)、その阿蘇玄武岩とか又は北の脊振山(せふりさん、せぶりさん)の石ではなく、なぜわざわざ多良岳の物を使ったのかや、どうやって運んだのかなど幾つかの謎があるという。
吉野ケ里石棺墓の石ぶたは多良岳産の玄武岩 鑑定で判明 40キロの距離を舟で運搬か | 行政・社会 | 佐賀新聞ニュース | 佐賀新聞
カンラン石玄武岩という石らしい。多良岳産ということで、嬉野の辰砂と関係ありそうだな…
さらに、考古学ファンには激アツと思われる、吉野ヶ里遺跡の発掘調査体験会なるものが数回に渡って開催されるようです。
本物の遺跡調査に一般人が参加できるというめったにない機会です。
詳細のリンク
週末に20人限定で参加できる。それが数日企画されています。20人×6回=120人。
申し込み者の抽選です。締め切りがあります。急げー‼️
発掘調査体験会の申し込みはこちら
発掘調査体験会 | ナゾホルよしのがり/特別史跡 吉野ヶ里遺跡の発掘調査
佐賀クラスになるとマジもんの遺物が出土するからなぁ。ドキドキだね。😍💓